さくらVPSのCentOS6.3にGitLabをインストールした時のメモ

さくらVPSを契約した直後のまっさらな状態からGitLabをインストールした時のメモ書きです。

ググれば色々手順を書いてあるブログがヒットするのですが、GitLabのドキュメント通りにやれば問題なくインストール出来るので、基本的にはそちらを参考にして良いと思います。

https://github.com/gitlabhq/gitlabhq/blob/stable/doc/install/installation.md

予めインストールしておくパッケージ

インストールの前にyumなどで依存するパッケージを入れておくと作業がスムーズに進みます。

yum -y --enablerepo=remi install zlib-devel git openssl-devel perl-devel perl-CPAN libicu-devel mysql-server mysql-devel
  • CPANで入れるもの
    • Time::HiRes
perl -MCPAN -e shell

> install Time::HiRes
> exit
  • wgetしてくるもの
    • libyaml
wget http://pyyaml.org/download/libyaml/yaml-0.1.4.tar.gz
tar -zxvf yaml-0.1.4.tar.gz
cd yaml-0.1.4
./configure
make && make install
Rubyのインストール

GitLabをインストールするにはRubyが必要ですが、YAMLを扱うライブラリとしてpsychもインストールしておく必要があります。

インストール時に./configureのオプションでlibyamlをインストールしたディレクトリを指定します。

whereis libyaml
>>libyaml: /usr/local/lib/libyaml.so /usr/local/lib/libyaml.a /usr/local/lib/libyaml.la

./configure --with-opt-dir=/usr/local/lib
make && make install
GitLabの起動

インストールドキュメントには起動スクリプトをダウンロードしてきて使用するようになっていますが、試してみたところ起動しませんでした。起動スクリプトは詳しく見てないです。。

service gitlab start
>> Gitlab service started
service gitlab status
>> Gitlab service is not running.

なので、代わりにrailsコマンドを叩いて起動させます。

bundle exec rails s -e production(gitlabユーザで実行)
その他
sudo -u gitlab -H bundle コマンド

とすると実行できなかったので、

su gitlab

でgitlabユーザになって実行したことぐらいでしょうか。